2008/06/07

はやく書いてしまおう、

と僕は思った。そう思って真っ白な紙とペンを用意したところで、
僕はなにも書くことが無いことに気がついた。始めから僕には
書くことなんてなにも無かったのだ。何か書かなければという
あせりだけが、真夏の蚊のようにブンブンと音を立てながら、
僕の頭の中で旋回していた。